中学受験 偏差値30台からの逆転合格

六年生夏まで一番下のクラス、そこから準御三家に合格するまでの経験をまとめたブログ

【六年生 2月(2)】 東京入試

2月2日 朝・昼

2月2日午前、2月1日に落ちた第一志望校の2回目の受験にいきました。これまでの合不合判定テストの結果だと、半分以上は合格可能性が20%(12月も)で、50%を超えたことはない。とても厳しい状況でした。

 

しかし、四谷大塚の先生から聞いていたことを信じて、入試にのぞみました。

  • 12月以降(最後の合不合判定テスト後)も実力は伸びる
  • 本番はクラス関係ない(上のクラスで落ち、下のクラスで受かるケースも)
  • 複数回受験では1回目で落ちても、2回目で受かるケースも
  • がくるか、それにかかっている

 

2月1日の作戦もあり、息子の顔は真剣そのもの。電車の中でも、息子は一言も発することなく、国語の「でる順」と理科の基本まとめプリントをじっと見ていました。

 

この日も早めに学校についたため、待機所で時間をつぶしました。息子は周りを気にすることなく、理科の基本まとめプリントにかじりついていました。

 

待機所をみまわすと、2月1日に比べて顔つきがシュッとしている子が多い気がしました。それもそのはず。SAPIXの併願パターンデータによると、トップ男子進学校の受験者もこの日は多数受験にきているようです。しかし、息子の顔も本気でした。

 

入試会場にむかう息子に、「実力はある」「あとは実力をだしきれるか」「悔いのないように全力でがんばれ」と声をかけ、グータッチをしました。

 

入試会場からでてきた息子は「試験終了っていわれたとき、顔が真っ赤だった」といっていました。本気をだしたのだと思います。私は「悔いはないね?」と聞き、息子は「ない!」と返事をしました。心の中で「やったな」と思いました。

 

その後、急きょ受験することにした2月2日午後の受験校に向かいました。受験後、本人によると「本気でやった」とのこと。結果を待つだけでした。

 

2月2日 夜

2月2日午前の入試結果の発表。

 

この日は息子の左右に私と妻がすわり、合格発表を一緒にみました。ドキドキしながら、息子が受験番号とパスワードを入力するのを待ちました。入力した後、エンターキーを押すのを2秒ためらった息子。そして、ポンっと押しました。

 

合格おめでとうございます」

 

ピンク色の桜の背景とともにこの文字をみたとき、家族3人で抱きしめました。「この1年、よくがんばった」と息子に声をかけました。

(この1年、くさらず、あきらめず、手を真っ黒にして、リビングを消しゴムのカスだらけにして、やると決めたことをやりきった息子を心の底から尊敬しています)

 

家族3人で抱きしめた後、息子から四谷大塚の先生に合格報告しました。四谷大塚の先生から「え!?本当!?」と大きな声で反応されたことが聞こえました(笑)。

 

2月2日午後の入試結果もでました。「合格おめでとうございます」との文字を見てほっとしました。四谷大塚の先生に息子から合格報告しました。別の先生がでたのですが、このときは私たちにも「おめでとうございます」といっていただけました。

 

2月3日

2月3日はトップ男子進学校を受けました。偏差値65をこえるチャレンジ校で、合格可能性はずっと20%でした。2月2日までに第一志望校に合格した場合に受験するパターンとして事前に申し込んでいたものでした。

(パターンに関する参考の過去記事)

 

moltke.hatenablog.com

 

結果は、2月4日に不合格と判明しました。ここで息子の中学受験は終わりました。