中学受験 偏差値30台からの逆転合格

六年生夏まで一番下のクラス、そこから準御三家に合格するまでの経験をまとめたブログ

志望校・併願校(1)

今回は2回にわたり志望校・併願校の決め方をまとめます。

 

進め方

志望校・併願校について、我が家では以下のように進めました。

  • 候補をリストアップする
  • 判断軸を家族で話し合う
  • 学校に足をはこぶ、学校の話をきく
  • 志望校・併願校を決める

 

ただ、この順番どおりにスムーズに進んでいったかというと、そうではありません。六年生(2022年)の1月に入ってからも、新たな候補をみつけ、学校に足をはこびました。また併願校は、2月の受験結果をうけて変更しました。

 

なお、第一志望について、合格体験記の中でよくでてくる、「四(五)年生のときにおとずれた学園祭で、学校の雰囲気がよかったので、その学校を第一志望を決めました」は、我が家では当てはまりませんでした。

六年生5月に私と妻が二人で学校説明会にいき、その後に私と息子が学校説明会にいって話をお聞きする中で、「ここにしよう」ときまりました。

 

候補をリストアップする

これは、親が行かせてもいいと思う学校を挙げていきました。最初のうちは、有名校(例えば、御三家)でもいいと思います。

はずかしながら、入試まで1年の五年生1月の段階でも、志望校判定テストで麻布を志望校に入れていました。(いま思えば、とんでもない・・・)

 

合格(通学)する可能性のある中学校」になるので、偏差値通学距離でしぼりこんでいきました。偏差値は、これまでのテストの持ち偏プラス上に幅を持たせました。通学距離は、ドアツードアで1時間(最長でも1時間半)で考えました。

 

 

判断軸を家族で話し合う

「息子にあう学校」という判断軸について、家族で意思統一をしました。

 

具体的には、息子はどういう子(個性)か、どういう学校だと伸びそうか将来どうなってほしいかなどを具体的に話しました。

  • 普段の勉強への姿勢を見ていると、自主性を重視する学校よりも面倒見のよい学校のほうが息子にはあいそう
  • 学校の行事・イベントをノリノリでやっているので、思い出に残る行事・イベントが多い学校がよさそう
  • 女子の目を気にせず、男子校で仲間と思いっきり好きなことに打ち込むと伸びそう
  • 好奇心旺盛なので、大学受験でチャレンジさせてみよう など

 

また妻と私は息子しかみていないので、六年生4月の塾の面談のときに、多くの子どもに接している塾の先生にアドバイス(客観的な意見)をいただきました。

 

この話し合いの中で、「私立男子校(行事・イベントの多さ)」「校風(面倒見のよさ)」「出口(大学受験実績)」を軸に決めていきました。

 

つづきは次回の「志望校・併願校の決定(2)」になります。