中学受験 偏差値30台からの逆転合格

六年生夏まで一番下のクラス、そこから準御三家に合格するまでの経験をまとめたブログ

「できる」と「解ける」の違い

以前のブログで「分かる」と「できる」が違うことを紹介しました。

 

moltke.hatenablog.com

 

 

今回は「できる」と「解ける」の違いを紹介しようと思います。

 

「解ける」とは!?

「できる」は、家などの落ち着いた環境で、十分な時間を使って、初見の問題をできるか、です。一方、「解ける」は、会場(テスト・本番)で、限られた時間の中で、初見の問題をできるか、です。前提の違いでもあります。

 

大人であれば「できる」≒「解ける」と言ってもいいのですが、子どもは違います。大人ほど精神的に成長しきれていないので、家ではできていても、本番ではできないケースが大いにあります。

 

衝撃の0点

分かりやすい例をだしましょう。五年生の11月の週テストで息子が理科で0点を取りました。なぜだと思いますか!?

 

ふざけていたのでしょうか。やる気がなかったのでしょうか。テスト中に別のことを考えていたのでしょうか。理科だけテストを受けなかったのでしょうか。

 

いずれも違います。

 

答えは、問題用紙に解答を書いていたものの、答案用紙に転記し忘れた、でした。

 

そう、こういうことがありえるんです。少なくとも息子の中学受験でありました。

 

「解ける」には何が必要か!?

「できる」からと言って必ずしも「解ける」わけではないということを衝撃の0点事件で気付き、「解ける」の重要性を理解しました。

 

とはいえ、これは何も新しいことではなく、一言で言ってしまうと「本番で実力を出し切る」になります。これは、皆さんよくご存じだと思います。

 

 

次回は「解ける」まで行くために何をしたか紹介しようと思います。

 

(次回のトピック)

全体的にすべきこと

  • 解ける・解けないを最初に判断する
  • 時間配分に気を付ける
  • 必ず転記する

 

科目ごとにすべきこと

  • 算数:式を丁寧に書く
  • 国語:漢字を丁寧に書く
  • 理科:図を書く、数字に〇する
  • 社会:漢字を書き間違えない(書いたあとで見直し)